りんごの匍匐前進

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Sommergewinn 春のお祭り in アイゼナハ 東ドイツ

日曜日にアイゼナハテューリンゲン州)に行ってきました。
 
アイゼナハは音楽家の父、ヨハン・ゼバスティアン・バッハや、宗教改革のルターゆかりの地としても知られます。
 
アイゼナハの中世のお城ヴァルトブルク城は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
 
今回はたまたまSommergewinnと呼ばれる春のお祭りだったので観光よりもお祭りを見てきました。

 

 

位置と電車の旅

 

アイゼナハは ドイツのちょうどど真ん中に位置します↓。

フランクフルトからICEで2時間弱、カッセルからローカル線で一時間半強で行けます。


 

ドイツもいよいよ春で、晴れの日、青空でポカポカ陽気の日が増えてきました。


ドイツの暗く、寒く、重い長い長い灰色の冬が明けると、本当に美しい春!


 

ドイツの電車(鈍行RE=Reise Bahn)。

 

こちら体格がいい人が多いせいか、結構広々としています。




 

ドイツおなじみの太陽光発電

 

日本のように木を切り倒して山を削り傾斜地に建てるようなことはせず(そんなことをしたらドイツの厳しい森林法で罰せられます)、あくまでも余った土地に設置し、線路沿いに多いです。

 

 

風車と麦畑はドイツ鉄道の旅にはお馴染みの風景だと思います。

 

アイゼナハ駅から旧市街地へ


アイゼナハに到着。

 

駅のステンドグラス。


 

アイゼナハは車のOper社の工場もある自動車の町でもあります。

 

ヴォルフスブルクフォルクスワーゲンで、シュツットガルトメルセデスベンツですね。

 

アイゼナハにゆかりのある宗教改革のルターと音楽の父・セバスチャン・バッハがお出迎え。


 

駅から歩くこと数分、旧市街地に入ります。その門がこちら。


 

門をくぐるとルターさんの像がお出迎え、威風堂々そびえたっています。

 

 


 

春のお祭りSommergewinn

 

なにやら人が多い。

 

音楽が聞こえる。

 

最初盛大な結婚式かな?と思ったらどうやらお祭りのようです。

 

音楽隊にみこし、さながら日本の秋祭りのようなにぎやかさです。



ポニー




ブラスバンド

通りに集まる人々。

 

ポスターによりますとこれはSommergewinnというドイツでもアイゼナハのみの春の訪れを祝う最大のお祭りだそうです。

 

西ドイツ出身のドイツ人「聞いたこともない」。

 

ユネスコ文化遺産らしいです。

 

旧市街地の中央の広場に着くと、もうそこは人、人、人!


 

身動きがほとんど取れず、観光どころではありません。

 

広場には審査員席(?)のような場所があり、その前はさまざまな団体が音楽やみこしでパフォーマンスをしながら町中を練り歩きます。

 

審査員席前のパフォーマンスの様子は、特設の大スクリーンに映し出されています。



小さな子供を肩車している親子連れが多いこと。



小さい子供がたくさん楽しそうにしていて、町全体が幸せで愉快な気分で久々に

 

「ドイツっていい国じゃね?」

 

とか思っていました。

 

広場には沢山の人がいて、みこしや音楽の出し物を楽しんでいます。

本日の主役(?)登場

西ドイツ出身のドイツ人は、「カトリック系の祭りだろうね」とか何とかで、さっぱり。

いろんな恰好をしたひとがいます。

写真は撮らなかったけど、南ドイツの伝統衣装ドゥリンドルやレーダーホーゼンを来た人が沢山いて、特に子供が可愛かった!!

 

広場を抜けて屋台へ


建物や看板がこんな感じで色紙で装飾されています。ドイツでこれを見たのはここが初めてのような。


 

広場を抜けると、そこは屋台通り!クリスマスマーケットとオクトーバーフェストの両方が混ざったような、グリューワインも冷たいビールも売っていて、よくわからないけど楽しいお祭りです。

 

ここも沢山の人!アイゼナハには中世のバルトブルク城などの世界遺産やバッハハウスなどの観光名所もあるのですが、せっかくのお祭りなので観光はまた後日にしてお祭りを楽しむことにしました。

 

まるでミュンヘンオクトーバーフェストやクリスマスマーケットのように賑やかな屋台が立ち並びます。



クレープ屋さん



はちみつ屋さん

焼きニンニク屋さん

ドイツのお祭りはこういうちょっと凝ったプレハブ式が多く、テントはあまり見かけません。


見ているだけでも楽しいです。


 

日本より法律が緩いのでしょうか、お祭りにはメリーゴーランドや観覧車等の乗り物が出現します。

オクトーバーフェストとかになると、絶叫マシーンもあります!



チョコリンゴは串刺しのリンゴにチョコレートバナナをコーティングしただけで特に美味しくもなかったような。

またもや風船売り。

 

青い目で耳の先が黒くないインチキピカチュウもあります。

 

全然可愛くないキティちゃんも。

 

女の子の定番は、ユニコーンです。


人魚がトップレス。ドイツらしい!別にいかがわしい店でなく、海産物を用いたサンドイッチ屋さんです。



町を抜けると、帰宅する人々の群れ。家族みんな仲良く、非常に微笑ましいです。

 

さりげなく置き去りにされる酒瓶の数々。

 

日本でみたら、モラルの低下!とか苛立ちそうなものを、不思議とドイツでは、「今日はお祭りだもんね、明日片付ければいいよね!」って気分になります。



東ドイツのシンボル、アンペルマン

かわいいよね。

長閑な田舎。こんなところに住みたい。

 

祭りのおわり



夕暮れ、広場は閑散としています。

祭りの付き物、酔っ払い同士の喧嘩と流血騒動。

夕日を浴びる門。

 

ルターの家も、バッハの家も、バルトブルク城も見てない!

 

けど、また今度でいいや。

 

オクトーバーフェストも家族連れも沢山いるし、大いに盛り上がるんだけど、やっぱりそこはビールの祭典、主役は酔っ払いです。


クリスマスマーケットも、寒い中あったかいグリューワイン飲んで何時間も立ち話をする、大人のイベント。


それに比べて今日のお祭りは子供が沢山いて、みんな家族で楽しそうで「ドイツっていい国かも」と思いました。